医療通訳サービスを選ぶ際のポイントとは?病院での通訳におすすめのサービスを紹介
日本に居住する外国人や、海外に居住する日本人の増加に伴い、医療現場で通訳サービスを依頼する事例も増えています。しかし、多くの医療通訳サービスのなかから、どのような点に注意して選べば良いか迷われている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、一般的な通訳と医療通訳の違いや、医療通訳サービスを選ぶ際のポイントを解説します。病院でのコミュニケーションを安心して行いたい方は、本記事を参考にしてサービスを選びましょう。
一般的な通訳と医療通訳の違い
ビジネスシーンやプライベートでの旅行などで用いられる一般的な通訳と、医療現場で求められる通訳には違いがあります。医療向けの通訳サービスを選ぶ前に、どのような違いがあるのかを確認しましょう。
正確性の高い通訳スキルが求められる
医療現場での通訳には、正確性の高い通訳スキルが求められます。ビジネスシーンやプライベートでの通訳であれば、相手に伝わりやすいように、通訳者なりに解釈を言い換えたり、知識を補完したりすることで円滑なコミュニケーションを図れます。
一方で、医療現場での通訳は、患者の症状や診断結果などの情報の誤りを完全に防ぐために、医師の発言を正確に伝えなければなりません。場合によっては、医療行為におけるトラブルも発生してしまうこともあり、高いレベルの通訳スキルが必要です。
逐次通訳を用いることが多い
一般的な通訳では、状況応じて同時通訳・逐次通訳・ウィスパリングのいずれかが使われますが、医療現場での通訳は、主に逐次通訳が用いられます。というのも、医療通訳は、通訳者の解釈や意図が含まれないように、患者・医師の発言内容を一字一句、正確に伝える必要があるためです。同時通訳のように発言を瞬時に訳すのではなく、それぞれの発言を文節ごとに聞き、丁寧に訳すことが求められます。
医療通訳を依頼する際のポイント
医療通訳を依頼する際には、ポイントを押さえた上でサービスを選ぶようにしましょう。通訳者の通訳スキル、医療知識、コミュニケーションスキルはもちろんですが、緊急時の対応や個人情報の管理といったサービス自体の特徴も重要なポイントです。
高度な医療知識
医療通訳では、通訳者が高度な医療知識を備えていることが求められます。普段聞き慣れないような医学用語、医療現場における患者・医師の発言適切に伝えるための外国語スキルが必要です。
医療方面に対して十分な知識を持っていない通訳者を選んでしまうと、患者の生命を危険な状況にさらす危険性があります。過去の医療現場での通訳経験、医療系の職に従事した経験などを考慮し、通訳サービスを選ぶようにしましょう。
緊急時の対応
また、医療通訳を選ぶ上で、緊急時の対応もチェックしておきたいポイントです。日中の時間帯だけでなく、夜間、早朝など時間を問わず、医療通訳が必要となる場面が多くあるため、どの時間帯でサービスを提供しているか確認します。
とくに、医療現場では、救急で病院に運ばれる患者の通訳を行うこともあり、24時間365日サービスを提供していると安心です。通訳者が現場に行けないような場合に備えて、オンライン通訳サービスも選択肢に入れましょう。
個人情報に関する管理が徹底されているか
医療通訳を選ぶ際には、個人情報の管理が徹底して行われているかも確認しましょう。通訳者は、患者の個人情報や、病状、通院歴といった情報を知り得るため、外部に漏れてしまう危険性があります。
個人情報保護法に基づき、病院側で個人情報の取り扱いについて徹底されていることから、通訳サービスにおいても同様に個人情報の管理が求められます。安心して医療現場での通訳サービスを受けるためにも、個人情報の保護をしているかどうかについても基準にしてみてください。
病院での医療通訳にOyraa(オイラ)がおすすめの理由
医療現場での通訳サービス利用を検討している方は、Oyraaのオンライン通訳サービスがおすすめです。患者側はもちろん、外国人とコミュニケーションが必要な病院側でも利用することができます。
医療分野に精通した通訳者が登録している
Oyraaには、医療分野に精通した通訳者が登録しています。医療現場で必要とされる単語や専門知識に加え、日本語・外国語の両方で医療知識を有しており、患者の病状や、診断内容についての正確な通訳が可能です。
また、Oyraaの専用アプリを通して、通訳者の医療分野における経験や通訳スキルを調べられます。通訳者のプロフィールに、過去の通訳経験・医療知識・通訳スキルが記載されているほか、アプリ内で通訳者に対して、対応できるかどうかを確認することもできます。
24時間365日いつでもダイレクトコールが可能
一刻を争う医療現場において、Oyraaでは、24時間365日いつでも通訳者へのダイレクトコールが可能です。一般的な通訳サービスでは、通訳者本人が、病院や患者の自宅などの現場に出向く必要があり、サービスを利用できる時間帯が限られてしまいます。とくに、医療通訳は、病状によっては急ぎで通訳を必要とすることが多く、訪問型の通訳サービスでは間に合わない可能性もあります。
一方、Oyraaは、オンラインによる通訳サービスを提供しているため、時間帯を気にすることなく通訳を利用できます。たとえば、深夜の時間に、救急で病院に行くことになった場合でも、専用アプリからワンタッチで通訳者を呼び出せます。また、外国人患者が入院している病院にとっても、365日24時間の対応や緊急性を有する場面での通訳に便利です。
NDA(秘密保持契約)により個人情報を保護できる
Oyraaの通訳サービスを利用する際には、NDA(秘密保持契約)によって個人情報を保護できます。実際に通訳を依頼するにあたって、NDAを結んだ上で業務が行われるため、通訳者が医療現場で知り得た患者の個人情報や家族の情報が外部に漏れる危険性がありません。
また、病院側が通訳を依頼する場合でも、通訳者とNDAを結ぶことが可能です。ビジネスシーン同様に、通訳者が多くの情報を知る場面が多いものの、安全に通訳を依頼できます。
まとめ
医療現場における通訳は、通訳者が医療に関する専門的な知識が身に付いていることや、患者と医師のやり取りを正確にサポートするスキルが求められます。また、医療通訳サービスを選ぶ際には、一般的に通訳シーンと異なり、24時間365日での対応、個人情報を保護しているかといった点を確認しましょう。
オンライン通訳サービスを提供するOyraaでは、医療分野に精通した通訳者が登録しており、外国人との病院内でのコミュニケーションを円滑に行えます。さらに、24時間365日いつでもダイレクトコールが可能であることや、通訳者とNDAを結べる点など、患者・病院両者にとって利便性に優れたサービスです。