英語だけじゃない!世界の”定番”クリスマスソング11選
今年の師走は、いかがお過ごしですか。今回のブログでは、世界にどのようなクリスマスソングがあるのか紹介していきます。誰もが知っているような有名な聖歌も、改めて聞いてみるとじつは英語以外の言語だったり、地球の反対側にはなんと、サルサのクリスマスソングもあったりするようです。
O du fröhliche – ドイツ
このメロディー、聞き覚えのある人も多いのではないでしょうか。「いざ歌え、いざ祝え」として日本でも知られていますが、もともとはドイツ人作詞家のヨハネス・ファルクが今から約200年前につくった讃美歌だとされています。
O Tannenbaum – ドイツ
もうひとつ、ドイツの歌謡曲として有名なのがこちらです。もともとクリスマスソングではなかったそうですが、19世紀前半に歌詞が付け加えられたといいます。日本でも「もみの木」、英語では「O Christmas Tree」として歌われるなど、世界中で広く親しまれているクリスマスキャロルのひとつです。
Les Anges dans nos campagnes – フランス
こちらの曲も、日本でとても有名ですよね。「グロリア」の部分はラテン語ですが、その他はフランス語で歌われています。邦題は「荒野の果てに」。
Petit Papa Noël – フランス
フランス人なら誰もが歌えるクリスマスソングが、Petit Papa Noël (プチ パパ ノエル)です。わたしが住むスイス(フランス語圏)の街中でも、この時期になると「プチ〜パパ〜ノエル」と口ずさむ人、続出中です。
Campana Sobre Campana – スペイン
日本ではあまり馴染みのない曲ですが、スペインの情景が思い浮かんできそうな軽快なリズムと明るい音色は、きっと嫌いな人はいないのではないでしょうか。タイトルのCampanaは鐘、Sobreには鳴らすといった意味合いがあるようです。ちなみにスペイン語でメリークリスマスは、Feliz Navida(フェリス ナビダ)だそうです。
FUM, FUM, FUM – カタルーニャ
スペイン・カタルーニャ地方のクリスマスソングです。昨年、独立運動によって連日ニュースで話題になってたカタルーニャですが、クリスマスの時期になると「カガネル」とよばれる人形を飾る伝統があるようです。どうやら翌年の繁栄を願ったものなのだそうですが、見た目がとてもユニークです。
Mele Kalikimaka – ハワイ
年中温かいイメージがあるハワイにも、もちろんクリスマスソングは存在します。ハワイ語でMele Kalikimaka(メレカリキマカ)は、英語でメリークリスマスを意味します。ハワイ諸島における多くの場所で英語が使用されていることから、ハワイ語は現在、残念なことに消滅の危機に瀕する言語のひとつだともいわれています。
Betelehemu – ナイジェリア
ヨルバ語とよばれる西アフリカの言語で歌われているこの曲をご存知の方はいらっしゃるでしょうか? パワフルで美しい合唱の歌声も、弾む楽器の音色も非常に魅力的です。
Mi Burrito Sabanero – ベネズエラ
1970年代にリリースされたこの曲は、ラテンアメリカではとても有名だというクリスマスソング。タイトルには「サバンナから来た小さなロバ」といった意味があるようです。歌詞の意味ひとつひとつがわからなくても、地球の反対側にはこんなに可愛らしいクリスマスソングがあるんだと驚かされます。
La Fiesta de Pilito – プエルトリコ
「クリスマスソングにサルサ!?」と驚かれる人もいるかもしれません。ラテンアメリカでは、この曲に合わせてキッチンで躍りながらクリスマスの食事の準備をしたり、友人や家族とのダンスを楽しんだりする人たちもいるそうです。この曲を聴くだけで、明るく楽しそうなクリスマスの光景が目に浮かんできますよね。
The First Noel – イギリス
最後に、英語の讃美歌を紹介します。日本では「牧人ひつじを」として知られている曲です。歌詞は複数のバージョンがあるようですが、wikipediaでも公開されています。
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みなさんは、どの国のクリスマスソングがお好きですか? 言葉の意味こそわからなくても楽しめるのが、音楽。でも、言葉がわからなくてツラい想いをするようなことがあれば、ひとりで抱え込まずに通訳サービスを使いましょう。言葉の壁に悩む人が少しでも減りますように、Oyraaの電話通訳サービスをまだ知らなさそうな人が周りにいたら、是非シェアしてくださいね。
素敵なクリスマスシーズンをお過ごしください。