通訳サービスの料金相場を解説 │ 通訳料金が高い理由とは?

26 5月 2021

外国人との打ち合わせや、商談といったビジネスシーンで通訳サービスを利用したいけれど、料金面で悩まれている方も多いのではないでしょうか。一般的に、通訳サービスは、通訳者のスキルや、通訳シーンなどの要素が料金に関係し、コスト的に高くなってしまうことがあります。

そこで、本記事では、通訳サービスの料金を決定する要素を解説し、それぞれの場面でかかる費用について解説します。また、お得な料金でサービスを利用できる「Oyraa(オイラ)」についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

通訳サービスの料金はなぜ高い?

通訳サービスの料金が高い理由は、通訳業務だけでなく、さまざまな費用が発生するためです。たとえば、海外視察で通訳者を同行するケースだと、通訳業務自体の報酬だけでなく、「海外渡航費(航空券代)」、「現地宿泊費」、「現地生活費」などを支払う必要があります。

また、通訳者が通訳派遣企業に属している場合、手数料を別途支払うことも考えなければなりません。このように、通訳サービスは、通訳者への報酬以外にも費用が発生するため、料金が高額になってしまいます。

 

通訳サービスの料金を決める要素

そこで、通訳サービスを利用する前に、どれくらいの費用がかかるかを想定しておきましょう。通訳サービスで発生する料金は、次の3つの要素が大きく関係します。

・通訳者のスキル
・通訳シーン
・通訳する言語

本記事では、「通訳者のスキル」、「通訳シーン」、「通訳する言語」の3つの要素によって、どの程度の費用が必要になるかを解説します。

 

通訳者のスキル別の料金相場

通訳サービスの料金を決める1つ目の要素に、通訳者のスキルが挙げられます。ハイクラスレベル、ミドルクラスレベル、ロークラスレベルの3つに分類され、それぞれのスキルに応じて、料金が変動することがあります。

 

ハイクラスのスキル

ハイクラスの目安は、国際会議を複数回経験していることや、テクノロジー・医療・金融など専門分野の知識を有する通訳者です。通訳者としての経験年数も10〜15年以上とベテランの領域に属し、スムーズな対話を実現できるレベルを指します。ハイクラスの通訳者だと、1日あたりの料金相場は、約10〜15万円です。

 

ミドルクラスのスキル

ミドルクラスのスキルを持つ通訳者は、専門的な知識量は少ないものの、どの業界の会議や商談でも通訳を行えるレベルです。また、同時通訳・逐次通訳・ウィスパリングといった通訳手法を身に付けているほか、実務経験として7〜10年ほどの通訳者が該当します。ミドルクラスのスキルを持つ通訳者の料金相場は、1日あたり5〜10万円を想定しておきましょう。

 

ロークラスのスキル

ロークラスは、会議や商談などで簡単なコミュニケーションや、外国人のアテンドを行える通訳者が当てはまります。実務経験としては3〜5年程度で、逐次通訳を卒なくこなすことも可能です。ロークラスの通訳者に依頼する場合、1日あたりの料金相場は、2〜5万円ほどです。

 

通訳シーン別の料金相場

次に、通訳を必要とするシーンによって、料金が変動します。ビジネスシーンといっても、商談、展示会、現地視察などさまざまな場面で通訳する機会があり、通訳難易度も異なるためです。

 

商談での料金相場

企業間における商談シーンの通訳は、お互いの企業にとって重要な位置づけとなるため、ハイクラスの通訳人材が採用されることが多いです。専門性の高い知識や、ビジネス用語、それぞれの企業情報などを把握する必要があるため、報酬も高く設定されています。商談シーンで通訳サービスを利用する場合、1日あたり10万円ほどです。

 

展示会での料金相場

展示会は、話者同士のコミュニケーションを支えることはもちろん、簡単な商談も行われることがあります。また、拘束時間を長めに確保しなければならないため、その分費用がかさみます。料金相場としては、1日8〜10万円を想定しておきましょう。

 

海外視察での料金相場

海外視察に求められる通訳スキルは、相手との会話をスムーズに行うことや、業界の専門知識です。ミドルクラス〜ハイクラスの通訳者を必要とするケースが多く、費用もかかることが予想されます。海外渡航費、宿泊費、生活費などを除き、通訳サービスの報酬として、1日あたり5〜7万円の料金を考えておきましょう。

 

言語別による通訳の料金相場

 

通訳サービスの料金は、通訳する言語によっても相場が異なります。世界でもメジャーな言語である英語・中国語は、通訳者数も多く、費用としてはそこまで高いわけではありません。一方、一部のヨーロッパの言語や、話者が少ないマイナー言語の通訳を依頼すると、費用としても高くなります。

 

英語・中国語通訳の料金相場

英語・中国語は、第二言語を含めて、世界に20億人以上の話者を有するメジャー言語です。どちらの言語についても、豊富な数の通訳者がいるため、ほかの言語と比べると安めに設定されています。1日あたりの料金は、3〜5万円が相場です。

 

ヨーロッパ言語の通訳料金

次に、ヨーロッパの主要言語です。フランス語・ポルトガル語・スペイン語・ドイツ語といった言語は、ミドルクラス〜ハイクラスの通訳者がそこまで多くないため、英語・中国語と比較し、料金が多少高めになる傾向があります。通訳シーンやスキルにもよりますが、1日あたり4〜8万円と幅広い金額を目安にしましょう。

 

マイナー言語の通訳料金

最後に、マイナー言語です。アフリカで使われるスワヒリ語や、東南アジアでのみ使われている言語は、通訳者自体が少なく、ほかの言語よりも高い料金が設定されています。言語にもよりますが、通訳者が少ないほど料金が高くなり、1日あたり8〜10万円以上を想定しましょう。

 

お得な料金で利用できる通訳サービス「Oyraa(オイラ)とは?

Oyraa(オイラ)とは、世界153言語に対応したオンライン通訳サービスです。従来の対面式通訳と異なり、インターネット環境があれば、いつでもどこでもプロの通訳者による通訳サービスを利用できます。また、初期費用・月額費用が一切発生せず、1分単位での料金システムを採用しており、短時間でも利用しやすいのが特徴です。

 

1分単位でサービスを利用できる

Oyraaを利用するメリットは、1分単位でサービスを利用できる点です。一般的に、通訳サービスは、1時間や1日単位で料金が設定されているため、分単位での利用に対応していません。

一方、Oyraaでは、1分単位での料金が使用した分だけ加算されるシステムであるため、短い時間で通訳サービスを利用する際に便利です。なお、通訳者のスキルによって料金が異なりますが、1分あたり100〜150円ほどの料金で使用できます。

 

オンライン通訳に対応

また、Oyraaは、オンライン通訳に対応しており、通訳者の派遣コストを抑えられます。現場への交通費、宿泊費、現地生活費などの経費が発生しないため、実際に通訳者が同行するケースよりも安く利用できます。

 

国際通話料金が不要

専用アプリを通して通訳が行われるため、海外と通話をする際に国際通話料金が発生しません。たとえば、海外出張先のアメリカから、Oyraaの専用アプリを使って通訳を利用する場合、発生する料金は、サービス利用料とインターネットの通信費のみです。インターネット環境が必須となりますが、高額の国際通話料金を避けられるため、コストを削減することができます。

 

まとめ

通訳サービスの相場は、通訳者のスキル・通訳シーン・通訳言語などさまざまな要因によって、料金が決まります。また、通訳者への報酬だけでなく、交通費や滞在費用など、条件が複雑になるほど、高い費用が発生してしまう点に注意が必要です。

そこで、なるべく通訳費用を安く済ませたい方は、「Oyraa」のオンライン通訳サービスを利用してみてはいかがでしょうか。1分単位での利用に対応しているほか、オンライン上で完結するため、従来の通訳サービスと異なり、高い費用が発生しません。ビジネスシーンはもちろん、海外ホテル・航空会社への問い合わせ用途にもおすすめのサービスです。

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